外壁塗装をする場合遮熱・断熱塗料の特徴とは?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装をする場合遮熱・断熱塗料の特徴とは?
年間の光熱費を削減できます。
都市部は特にヒートアイランドの問題があります。
夏場の激しい暑さを凌がなければならないので、一日中冷房をかけることもあります。
そして、冬場のエアコンの暖房も必須となります。
エアコンの電力消費量は電力消費量の25パーセント程度を占めます。
とりわけ夏場の光熱費の削減につながるのが遮熱や断熱塗装なのです。
蓄熱を抑制することが節電対策になります。
太陽光線に含まれている近赤外線を反射させるといいです。
遮熱・断熱塗料は熱侵入を防いでくれます。
測定実験では、屋根の表面温度が塗装していないときと比べて15度下がり、室内は3度下がる結果がでています。
遮熱・断熱塗装は蓄熱を抑制して光熱費を削減します。
環境負荷も軽減できるメリットもあります。
夏場の節電対策には大きく貢献できるでしょう。
水性の遮熱・断熱塗料
紫外線に強い特殊セラミック粒子を多層化して配合しています。
太陽熱を反射・放射させるとともに均衡化させて、建物の温度上昇を抑制します。
こういったタイプの塗料は素材が熱を蓄えません。
手で触れることもできますし、エアコンの冷気の温度に近づきます。
無駄な電力消費を抑えることができて、省エネ効果に繋がります。
無機系の水性塗料であれば、有機溶剤が不要ですから安全面も問題ありません。
高い耐久性を持っているし、汚れにくさもあります。
セラミックは音を吸収・反射するので、防音・遮音も実現します。
デメリットに関しては、イニシャルコストが高いことです。
また、仕上がりはつや消しだかしかなかったりします。
耐久年数が15年ほどになるので、他の塗装と比較して塗り替えのスパンは長いので、結果的にコストパフォーマンスは良くなります。
夏場で30パーセント程度・冬場でも20パーンセント程度の経済効果があるのです。