外壁塗装で汚れにくい材質は?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装で汚れにくい材質は?
低汚染性(汚れにくい性質を持っている)塗料を選ぶことが大事
中身が伴っていないにもかかわらず低汚染性を売り出しているメーカーやオジナル塗装を出している会社もあります。
大手メーカーを選んでおけば間違いないですが、歴史が浅いところはあまりオススメできません。
ポイントをご紹介してまとめておきましょう。
・グレードは、シリコンやフッ素以上を選ぶこと
・弱溶剤や溶剤を選ぶこと
・2液型を選ぶこと
・艶有りを選ぶこと
・汚れない色を選ぶこと
グレードにこだわる
シリコンやフッ素以上がオススメ!
外壁塗装のグレードはいくつかあってウレタンは安い材質です。
できるならばシリコンやフッ素以上のグレードを選ぶといいでしょう。
耐用年数が10年以下になるとコストパフォーマンスが悪いです。
次に外壁塗装するまでに期間が短くなり、また足場を組んだりするコストがかかります。
料金が安い塗料を使用しても早い段階で外壁は汚れてきます。
上のグレードにしたから汚れないことはありませんが、汚れのリスクはかなり軽減します。
水性塗料は人体の影響は少なく環境への配慮ができ、匂いが少ないですが……
オススメは溶剤塗料の方!
水性塗料は普及してきており、溶剤塗料にも迫ってくるほど高機能なものが増えてきています。
ですが、トータルで見た場合に、水性塗料よりも、弱溶剤や溶剤塗料のほうが耐久性が高いです。
長期間に渡って保護膜を形成してくれるのでコストパフォーマンスがいいです。
優れているのはどちらという視点ではなくて、汚れにくさを長期間維持できるという意味では溶剤塗料がオススメできます。
施工中は匂いがあるので配慮は必要です。
これ以外にも、2液型のほうが強力な塗膜を作りますし、艶有りのほうが汚れにくいです。
色は白を避けたほうが汚れにくいですね。