外壁塗装に使用されるさまざまな塗料について
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
コストパフォーマンスに優れた塗料を選ぶ
「ウレタン・アクリル・シリコン・フッ素・断熱・低汚染・光触媒」等々、外壁塗装にはさまざまな塗料が使用されています。
しかし私たちが自分の家の塗装を考えた時、、いったいどの塗料を選べばいいのかわからないのが現状だと思います。
何故ならそれぞれの塗料は耐用年数も違えば、性能も価格もまったく違うからです。
ただ間違いなくいえることは、「リーズナブルな価格でコストパフォーマンスに優れた塗料」を使用したいということです。
ということでこの項では、塗料の種類について説明したいと思います（＝代表的な3種類をリストアップ）。
塗料の種類について
○フッ素樹脂
・耐用年数／15～20年
高品質で耐用年数が長いのがフッ素樹脂の特徴といえます。
もともとフッ素樹脂は価格も高額だったため、一戸建てで使用されることはほとんどありませんでした。
しかし市場価格の激化によって、フッ素樹脂もリーズナブルな価格で販売されるようになった結果、今では一戸建てでも使用されるようになります田。
※ちなみにフッ素樹脂の塗装費用は高額かもしれませんが、耐用年数が長いことを考えれば割安といえるかもしれません。
○シリコン樹脂
・耐用年数／12～15年
コストパフォーマンスに優れているシリコン樹脂は、塗料の中でもっとも人気があるといえます。
そして、シリコン樹脂はいろいろな種類があることで知られています。
例えば、「外壁塗装＝エスケー化研の水性セラタイトSi／屋根塗装＝エスケー化研のヤネフレッシュSi」など。
ちなみにシリコン樹脂は種類が豊富なため、激安価格の塗料も販売されています。
もちろん、そうした激安のシリコン樹脂は使用すべきではありません。
できるだけ日本製のシリコン樹脂を使用するべきだと思います（→「エスケー化研・関西ペイント・日本ペイント」といったシリコン樹脂）。
○ウレタン樹脂
・耐用年数／12～15年
一昔前まで、ウレタン樹脂は価格が安いことから売れ筋商品でした。
しかし耐用年数が短期間で何度も塗り替えが必要なことから、総合的にシリコン樹脂に移行していったのです。
そういうことを含め、現在ではウレタン樹脂を薦めるケースは稀になっています。
自分が納得する塗料を選ぶ
上記に明記した内容が、外壁塗装に使用する塗料の特徴になります。
外壁塗装に使用する塗料は、自分自身で選ぶことができます。
もちろん業者の薦める塗料を選ぶこともできますが、自分が納得する塗料を使用することが重要ではないでしょうか。
※そのためには、塗料の種類（特徴）をきちんとチェックする必要があります。
