外壁塗装の工程にある養生について
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装の工程の養生とはどんなものでしょうか?
外壁塗装の工程の中には養生というものがあり、あまり見聞きしないことがほとんどですがこれはとても重要な役割を担う作業工程の1つです。
建築業界では広く知られたものですが、近年DIYが人気となった影響からも別名マスキングなどと呼ばれることもあります。
外壁塗装の場合では仕上げ部分以外にシートやテープを使って張り付けておき、塗料の飛び散りを防いでおくことを指します。
窓やサッシ以外にも車や庭木までもシートで被うこともありこちらも養生するといいます。
マスキングについては近年ではマスキングテープが話題になることがあり、これはガムテープやセロハンテープよりも粘着力が弱いもので、家屋の塗装面に貼りつけても塗装を傷める心配のないテープです。
そのためさまざまな用途しに使用されることもありますし、粘着力の弱いテープが使いやすい部分によく使用されます。
外壁塗装のほとんどは吹き付けではなくローラーで塗装することが多いのですが、ローラーで静かに塗装していても塗料は飛び散るものなので塗装が必要ない部分は事前に養生するような工程があります。
車や盆栽などは養生するのが良い?
大抵の場合、家族の人数にもよりますが1台は車を所持していることがほとんどです。
外壁塗装の工事中は車は養生する方法もありますができれば大切な車や植木などは移動させた方が良いです。
外壁塗装業者は精一杯の養生をしてくれますがさすがに大型の車などは限界もありますし、もし万一のことがあれば修理することが難しい可能性もあります。
こうしたシーンを避けるようにするためにも大切な車や植木、盆栽の類は、あらかじめ安全な場所に移動させておく方が良いです。
もしも自宅に塗装しないエリアとしてガレージなどがあるならそういったところに一時的に避難させておくこともおすすめで、塗料の影響によるなんらかのトラブルを未然に防ぐことができます。